「ザ・ユニヴァーサル・マインド・オブ・ビル・エヴァンス」鑑賞♪

ビル・エヴァンスがジャズや芸術、教育について沢山語ってくれています。本当に良いものに出会えました。廃盤を何とかレンタル落ちの中古を発見して、手に入れることができました。


ビル・エヴァンスの言葉

「事柄を明白にし、現実に直面し、それを分析する力を持つ。それが何より大切だと僕は思う。」


「どんな分野でもその道で成功した人は、最初から現実を見る目を持ち、困難に立ち向かう時は、一歩ずつ進み、学びの過程を楽しむ術を知っている。」


「要は何をもって満足とするかが問題なんだ。単純でも本物であれば、派手さはなくても満足感は十分に得られる。そこから発展させられるんだ。基本さえしっかりしていればね。高度の奏法を漠然と真似たところで、そこからの発展は望めないということさ。」


「本気でジャズをやる気なら自分で学ぶしかない。ジャズプレイヤーは、自分の感性で取捨選択すべきなんだ。」


「自分で発見しないと、何事にも興味は持てない。生徒だって与え過ぎるとやる気をなくすものだ。」


「僕は他の人ほど天分に恵まれなかったが、それが幸いした。技術を磨くのに苦労するうちに、分析力がついたんだ。かえって物事がはっきり見える。困難にぶつかった時の対処の仕方とか、克服するのに要する時間はどのくらいかとか、苦労をすればそれだけ得るものがあるのに、人は困難の大きさにすら気がつかない場合が多い。簡単に克服できないとなると、能力がないと決め込んで、努力することをやめてしまうんだ。だが、困難の理由さえ分かれば、克服の過程が楽しくなる。そういう生き方ができた僕は本当に運がいいんだ。」

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