黙認の蔓延♪

国でも組織でも学校でも様々なところで「黙認」が蔓延しているように思う。

おかしいと思ったことは、おかしいと平然と言えるようになれば良いのだが…「保身」もあるのだろう。

でも、その「黙認」の裏で誰かが悲しく辛い思いをしていることをもっと真剣に考えるべきである。

下の動画の大杉さんが述べているように、「ほかとは違うものを冷遇するという風潮が強まっている」というのもあると思う。

HBC(北海道放送)の「ヤジと民主主義〜小さな自由が排除された先に〜」(2020年4月26日放送)を見て、色々と考えさせられた。

「誰かの権利が奪われることに無関心な社会は、権力の暴走を許すことに繋がる」

演説中のプラカードやヤジで警察に排除されることの恐ろしさ。そして、排除された人達に救いの手を差し伸べる人は誰もいなかった。
この動画を見て、以前に見たナチスドイツの動画のことも思い出した。

第二次世界大戦後、収容所の惨状を見た連合軍がワイマール市民に収容所の現状を見せた。「女性は気を失った。男達は顔を背けた。あちこちから知らなかったんだという声が上がった」

収容者達は、怒りをあらわにして叫んだ。「いいや、あなた達は知っていた」
「黙認」してしまうことについて、今一度考えてみてほしい。

自分には関係ないと弱者のことを切り捨てていないか…?

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