無言館♪
戦没画学生の作品を集めた慰霊美術館。ずっと前から行ってみたかったところです。
絵を描きたくて描きたくてたまらなかった画学生が絵筆を銃に持ち替えなくてはならなかった戦争の時代。作品と共に手紙やスケッチ、写真、遺品、死亡通告書なども展示されていました。
出征直前まで愛する妻や恋人の裸婦画を絵描き続けた画学生。戦地で紙ごみを拾ってはスケッチをし、戦争が終わる夢を見たと仲間に話した直後、爆撃され亡くなった画学生。多くの方が20-30代前半で亡くなったようです…
絵を描いている時間だけは、少しでも良い絵を描きたいと本物を目指し、世の中の悲惨なことを全て忘れ、没頭していたのでしょう。永遠があったのかもしれない。
本当に多くのことを感じた一日でした。是非、訪れてほしい美術館です。
創設に関わられた洋画家の野見山先生の記事も非常に興味深かったです。
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