トマシュ・リッテル ピアノリサイタルへ♪

先日、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールの優勝者、トマシュ・リッテルさんのピアノリサイタルを聴きに行ってきました。


1843年製のプレイエルで、モーツァルトやベートーヴェン後期のソナタ、ショパンの作品を聴くことができました。何とも味わい深い音色でした。


「弟子から見たショパン」で、ショパンが弟子に大きな汚い音で弾くなというような指導が結構あったように記憶しているのですが、現代のピアノを弾く時のように重力をかけて演奏してしまうと、汚い音になってしまう可能性がかなりある、繊細な楽器だなと見ていて感じました。音の立ち上がりや響きが全く異なっていました。


ショパンの手紙などを訳したポーランドの専門家の関口先生のお話やフォルテ・ピアノの小倉さんの現代ピアノとの弾き比べなどもあり、大変興味深いコンサートでした。

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