「世界で一番ゴッホを描いた男」鑑賞♪
中国ダーフェンで暮らす、ゴッホの複製画を描くシャオヨンに焦点をあてたドキュメンタリー映画。とても素晴らしかったです。また時間を置いてみたい作品。
夢に出てくるほどの切ない憧れ、飢餓感、コンプレックス、非情な現実。どれも大変なことですが、何かを表現するにはとても大切。
また、人間は全くの0から何かを生み出すわけではありません。偉大なる先人たち、芸術、世界、自然、出会い、自身が経験した感情など様々なものが交ざり合って、自分の表現が生みだされます。表現することは、人間の根源的な営みと改めて感じました。
憧れについての話ですが、彫刻家の佐藤忠良先生の「ここからパリは地続きだから、歩いていこうと思った」を思い出しました。
Amazonプライムより
「複製画制作で世界の半分以上のシェアを誇る油絵の街、中国大芬(ダーフェン)。出稼ぎでこの街にやって来た趙小勇(チャオ・シャオヨン)は独学で油絵を学び、20年もの間ゴッホの複製画を描き続けている。絵を描くのも食事も寝るのも全て工房の中。いつしか趙小勇はゴッホ美術館へ行くという夢ができた。本物の絵画からゴッホの心に触れて何か気づきを得たい、今後の人生の目標を明確にしたいという思いと共に。どうしても本物のゴッホの絵画を見たいという想いは日増しに募り、ついに夢を叶えるためにアムステルダムを訪れる。本物のゴッホの絵画を見て衝撃を受けた趙小勇はいつしか、自分の人生をゴッホの生き様に写し合わせ、何をすべきか自分を見つめ直すようになる。果たして自分は職人か芸術家か。思い悩んだ趙小勇はある決断をする(C) Century Image Media (China)」
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