渡部直 個展『/』in GALERIE PARIS♪

玉川大学の非常勤講師で一緒だった彫刻家の渡部直さんの個展に妻と行ってきました。


表現というのはやはり表に現れると書くだけあり、渡部さんがコロナ禍を実体験として感じたこと、ご子息を育てながら感じたことを、たくさん試行錯誤して、迷いながらも、形作られているなとパワーをもらいました。


コロナ禍で人間と直接会って対話することの重要性を強く感じています。「本物に会わないとよく分からない(笑)」と目白大学の美術の先生ともよく話しています。


人間は機械ではないので、感情は多様で複雑で、今回の渡部さんの個展のテーマ『/』は人間の本質の一つだなと感じました。陰を知らないことには、陽は表現できない。様々な感情を自分自身で経験しないことには人の痛みに寄り添えない、表現できないというような…


前任校で仕事を共にさせて頂いたマエストロともよくお話するのですが、表現の最終的な目標って、人が心から感じて共感してもらうことに尽きるのかもしれません。自分の表現から何か感じてもらうことの喜び、それは彫刻もピアノも同じだと思います。人生において、人との出会いや人と心が通じた時の喜びはかえがたいものがあります。


玉川大学で一緒になったのも何かのご縁、またゆるく付き合いが続いていく良いなと思います。平和になったらゆっくり飲みたいなぁ(笑)🍻


本当におめでとうございました。直接お話できて嬉しい一日でした。素晴らしかったです。

また会える日を楽しみに。

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