「ヒトラーと禁断の麻薬戦争」鑑賞🎥

「ヒトラーと禁断の麻薬戦争」鑑賞🎥

非常に衝撃的な内容ですが、ナチスドイツや戦争の持つ恐ろしい一面として知っておくべきかもしれません。ナチスの電撃戦の裏には「ペルビチン(麻薬)」がありました。ペルビチンを使用すると感覚が冴え、あまり眠らずに戦えると言われ、ドイツ兵を超人化するために使用されていました。愛する家族や友人を持つ、心を持った一人の人間としてではなく、国家の兵器としてドイツ兵を扱ったのです。家事が効率的にできるなどと言って、一般のドイツ国民にも広く使用されていました。ヒトラーも薬物中毒でした。


少し前に日本のある国会議員が「LGBTQは生産性がない」などと絶対に許されない発言をしましたが、社会の中でもよく言われる「社会の役に立つのか」「メリット、デメリット」「ベネフィット」「(経済的)合理性」などとも繋がる話だと思います。

戦争で勝つという目的のためだけに、一人の人間の心や身体、命を徹底的に利用し、狂わせたのだから…

歴史をしっかり学び、絶対に繰り返してはならない。今、世界や日本で何が起きているのか、刮目して見ていきましょう。Amazonで観ることができます。





こんな記事もありました。

「帝国日本で生まれ、ナチス・ドイツで人間の兵器化に用いられた覚醒剤!ヒトラーも薬物に溺れていた!『ヒトラーとドラッグ――第三帝国における薬物依存』~岩上安身によるジャーナリスト ノーマン・オーラー氏インタビューの配信にあたって 2019.4.30」

帝国日本で生まれ、ナチス・ドイツで人間の兵器化に用いられた覚醒剤!ヒトラーも薬物に溺れていた!『ヒトラーとドラッグ――第三帝国における薬物依存』~岩上安身によるジャーナリスト ノーマン・オーラー氏イン

 薬物事件があとを絶たない。 経済産業省の若手課長補佐が29日未明、覚醒剤およそ20グラムを国際郵便で密輸したとして逮捕された。逮捕されたのは、経済産業省のキャリア官僚で製造産業局自動車課の課長補佐、西田哲也容疑者、28歳だ。 警視庁は自分で使用するためだったとの見立てで、西田容疑者の自宅を捜索して携帯電話やパソコンなどを押収している。前途洋々たる若手エリート官僚はなぜ身の破滅に直結する危険な覚醒剤に手を出したのか。 IWJ事務所にて3月29日、『ヒトラーとドラッグ――第三帝国における薬物依存』(白水社、2018年)の著者で、来日中のドイツ人ジャーナリスト、ノーマン・オーラー氏に岩上安身がインタビューを行った。 ▲ノーマン・オーラー著『ヒトラーとドラッグ――第三帝国における薬物依存』須藤正美訳(白水社、2018年) この著書でオーラー氏は、ナチス・ドイツにおける軍事や生活の様々な場面で危険な薬物が広く用いられていたことを明らかにするとともに、総統のヒトラー自身が薬物依存に陥っていたことを克明に描いている。 ナチス・ドイツで普及していた薬物の一つに、メタンフェタミンがある。このメタンフェタミンこそ、現在、覚醒剤として禁止されている薬物で、戦前の日本の薬学者・長井長義が生み出したものである。このメタンフェタミンが戦時中に拡散したのは、ドイツだけではない。日本でも、「ヒロポン」という覚醒剤とは思えない商品名で、メタンフェタミンが広く売られ疲労回復薬として用いられていた。 本インタビューでは、ドイツだけでなく、日本における戦争と薬物の問題についても、オーラー氏に見解をうかがっている。このインタビューは、白水社のご厚意により、通訳者のご協力を得て実現した。この場で感謝申し上げる次第である。 本記事では、オーラー氏へのインタビュー視聴に際して、補助となり得る事項の説明を付す。

IWJ Independent Web Journal

0コメント

  • 1000 / 1000