ホロヴィッツの言葉から考えたこと♪
「音楽が優れていればいるほど様々に光を当てることが可能になる。フレーズの一つひとつに無限のタッチとテンポの可能性がある。芸術家は自分の選択が最良であり唯一であることを確信しなければならない。しかし根底では、解釈とは他の可能性を犠牲にする選択に過ぎないということもわかっていなくてはならない」ホロヴィッツ
芸術家の言葉は本当に深い。他の芸術にも通じることではないだろうか。この無限の「タッチ」という言葉は、鍵盤に取りつかれたホロヴィッツらしい表現だなとも思う。僕にとっては「音色」という言葉以上に、インスピレーションをかきたててくれる。
真摯に謙虚に本質に向き合っていれば、可能性は無限にあるということ。終わりがない。
そして、何千回、何万回試行錯誤したとしても、今生まれ出たような瑞々しさや自由を大切にしたい。
「完全であることが不完全なのだ」
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